「scena muta」 土谷寛枇/作
¥298,000 税込
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 作品サイズ/全高約88cm
素材/粘土 化繊 ガーゼ アクリル彩色
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2022年5月1日~7日の会期で開催された
人形作家 土谷寛枇(つちやかんび)さんの
第4回個展『scena muta』(ギャラリー懐美館)
のメインドールとして制作された作品。
2023年4月30日~5月7日の会期で開催された
第5回個展『堆積する日々』(ギャラリー懐美館)では
個展のメインヴィジュアルを務めました。
(画像一枚目)
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作品タイトルはイタリア語で「無音劇」の意。
人形という在り方を無音劇に重ね、名づけられています。
2022年から毎年、
同じ頃に個展をやる(明確にいつまで続けるかは決めていない)。
土谷さんが制作のスタイルをあらたにした、
その最初の舞台に立たせる人形。
ということで作られたこの作品は、
土谷寛枇という作家の、まるで覚悟の象徴のような存在です。
髪毛は綺麗には貼り込まず、記号的に、けれど無機質にならないように。
身体性もそれに倣い、オブジェ性の強い表現だけれど無機質に過ぎないよう。
この人形作品の全身を覆う、
目の粗い薄い布地を裂きながら仕上げられたテクスチャは、
人形が今後浴びることになる「時間」の積層を視覚化したものとして作用しています。
綺麗にかわいらしく整えられた「お人形」とは違う、
けれどこれは彫刻やオブジェではなくあくまで人形である。
という立ち位置は絶対にはずしたくないとの思いから、
人形としての在り方を残しつつ、
どこまで自身が目指す表現に迫ることができるか。
今後の土谷寛枇の制作における、ひとつのテーマが明確になった作品です。
※
2022年6月発行のアートマガジン
「ExtrART file.33 ◎FEATURE:聞こえぬ声を聞く」アトリエサード刊
に本作の掲載があります。
(表紙および巻頭頁)
撮影は人形写真家としても知られる田中流(タナカナガレ)さん。
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2023年9月発行のアートマガジン
「ExtrART file.38 ◎FEATURE:時や文化、生死を超えて」アトリエサード刊
に本作の掲載があります。
撮影は人形写真家としても知られる田中流(タナカナガレ)さん。 
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