-
「誘月灯_少年」 土谷寛枇/作
¥198,000
作品サイズ/全長約65㎝ 素材/石塑粘土・胡粉・油彩・人毛・オリジナルグラスアイ 2022年5月1日~7日の会期で開催された人形作家 土谷寛枇(つちやかんび)さんの 第4回個展『scena muta』(ギャラリー懐美館)の出展作。 「誘月灯」と題されたペアの人形の少年。 サイズ感だけでなく皮膚を透かす静脈を油彩で表現するなど、 第3回個展で得たあらたなタッチをさらに押し進めた人形作品。 しばらく前から取り組んでいるオリジナルのグラスアイが使われている。 このグラスアイは、ガラスで制作されたインタリオアイ(彫目)のようなもの。 瞳孔部分に透明のドームを被せずフィニッシュした。 これにより光が濡れたように目に溜まり、独特の表情を実現している。 見る角度や光の加減で、さまざまな表情を見せてれる人形。 衣装は土谷さんご自身の手によるもの。 人形毎に型紙を起こし、その子の為だけに仕立てる一着。 関節は首、両肩両肘両手首、両足の付け根両膝両足首。 頭部は人毛を貼りこんで仕上げている。
-
「ゼンマイ_少年」 土谷寛枇/作
¥198,000
作品サイズ/全長約62㎝ 素材/石塑粘土・胡粉・油彩・人毛・インタリオアイ(彫目) 2022年5月1日~7日の会期で開催された人形作家 土谷寛枇(つちやかんび)さんの 第4回個展『scena muta』(ギャラリー懐美館)の出展作。 「ゼンマイ」と題された双子の人形の、こちらは少年(兄)。 サイズ感だけでなく皮膚を透かす静脈を油彩で表現するなど、 第3回個展で得たあらたなタッチをさらに押し進めた人形作品。 顔の左右対称をあえて固めず、 そこから生まれるさざまな表情を模索している。 目は瞳孔部分をすり鉢状に造形した彫り目(インタリオアイ)。 衣装は土谷さんご自身の手によるもの。 人形毎に型紙を起こし、その子の為だけに仕立てる一着。 関節は首、両肩両肘両手首、両足の付け根両膝両足首。 頭部は人毛を貼りこんで仕上げている。
-
「招き猫 黒 (中)」 相場るい児/作
¥27,500
作品サイズ/全高約17.4センチ 幅約8センチ 奥行約9.3 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる黒の招き猫。 こちらは中サイズ。 中サイズとなっていますが、いつもの中サイズよりやや大きめです。 手のひらサイズの招き猫(小)と比べると、 かなりボリュームのある作りになっているのが分かります。 (画像12枚目参照) 存在感も抜群なので、ご自宅の守り猫になってくれる子です。 相場さんの作品は型や轆轤を使わず全て手びねりで制作されている為、 意匠が同じでも個体差があり、 全て一点ものとなっています。 特に招き猫は左右対で揃えたいとリクエストされることがあるのですが、 同じ制作時期のものでないと大きさだったりお顔立ちが揃いません。 今回は同時期制作の黒招きと白招きが左右対で入荷しています。
-
「招き猫 白 (中)」 相場るい児/作
¥27,500
作品サイズ/全高約17.2センチ 幅約8センチ 奥行約9.4 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる白の招き猫。 こちらは中サイズ。 中サイズとなっていますが、いつもの中サイズよりやや大きめ。 手のひらに乗る小サイズの招き猫と比べると、 かなりボリュームのある作りになっています。 (画像14枚目参照) ご自宅の守り猫になってくれる子。 相場さんの作品は型や轆轤を使わず全て手びねりで制作されている為、 意匠が同じでも個体差があり、 全て一点ものとなっています。 特に招き猫は左右対で揃えたいとリクエストされることがあるのですが、 同じ制作時期のものでないと大きさだったりお顔立ちがなかなか揃いません。 今回は同時期制作の白招きと黒招きが左右対で入荷しています。
-
「鯰と猫又 黒」 相場るい児/作
¥33,000
作品サイズ/全高約13センチ 幅約4.7センチ 奥行約6.5センチ 素材/陶 ※ 江戸の頃、地震は大鯰(大ナマズ)が暴れるから起こると信じられていました。 鹿島神宮には建御雷神(タケミカヅチ)と経津主神(フツヌシ)が大地に「要石(かなめいし)」を打ち立て、 地震を起こす大鯰を鎮めたとされる神話が伝わっています。 陶芸作家の相場るい児さんによるこちらの陶人形は、その神話に着想を得て制作されました。 地震を起こす大鯰を封じた要石に妖力を持つ猫又が乗り、鯰が暴れ出さないよう抑えています。 地震が起こらないよう、もし起こったとしても被害が大きくならないよう。 そんな願いが込められた作品。 要石から顔を出した鯰は、ユラユラと動く仕掛けもの。 古い郷土玩具が好きな相場さんらしい細工です。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されている為、 制作の時期により顔立ち大きさなどが個々に違ってきます。
-
「メロンちゃん」 ヒラノネム/作
¥16,000
SOLD OUT
作品サイズ/全高約15センチ 全長約30センチ(尾羽含む) 素材/木の粘土、石塑粘土、和紙、鉄 古布 ※ 人形作家のヒラノネムさんの作品。 カラフルなインコちゃん。 粘土で本体を造形し、 色和紙を貼りこんだ仕上げ。 カラフルな本体は色和紙によるもの。 目や嘴の細部などはアクリルペイント。 尾羽はアイアンの金具で本体にリンクされています。 頭部の飾り羽、首、羽、足の付け根が関節により可動。 古布で仕立てた専用のクッションが付属。 ヒラノさん直筆のイラスト入りのタグも付いてきます。
-
「壬寅」 相場るい児/作
¥19,800
作品サイズ/全長約13.5センチ 幅約6.5センチ 高さ約9.5センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる干支の陶人形。 ぽってりとした貫禄のある体躯のトラちゃんは、 郷土玩具から着想を得て制作されました。 赤べコと同じく、首振りの仕掛けものになっています。 相場さんの干支作品には必ずついてくる猫ですが、 今回はトラがネコ科の動物ということで猫ではなくネズミが背中に乗っています。 干支は毎年、この時期にしか制作されない限定。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されます。 型を使わないので制作の時期などにより同じ意匠のものでも サイズやお顔立ちに個体差が生まれます。 こちらの作品は相場さんのアトリエにて保管されている為、 取り寄せになります。 発送まで少しお時間頂戴しますのでご了承ください。
-
「鳴き蛙水滴」 相場るい児/作
¥22,000
作品サイズ/全長約9センチ 幅約6センチ 高さ約4センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによるカエルを意匠にした水滴。 こちらは内部に陶片が仕込まれており、 振るとカラコロ音がすることから「鳴き蛙」と名づけられた作品。 水は口から注がれます。 水滴として実用もできますが蛙の陶人形として愛でたり、 口の部分に花を挿してちいさな一輪挿しとして楽しんだりも。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されている為、 制作の時期により顔立ち大きさなどが個々に違ってきます。
-
「蛙一輪挿し」 相場るい児/作
¥22,000
作品サイズ/全長約12.5センチ 幅約9.5センチ 高さ約6センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんの作品です。 蛙を意匠にした一輪挿し。 不定期に制作されるこの一輪挿しの、現段階(2021年10月)での最新作になります。 今回の蛙一輪挿しはこれまでのものより顔の部分が大きめ。 釉薬はややマットでしっとりとした仕上がりです。 口の部分と背中にひとつ、開口部があります。 背中に活けるか口の部分に挿すか、両方使ってもおもしろいかと思います。 花を添えずにそのまま愛でていただくのもオススメです。 手の中で、ふっくりとしたシルエットをお楽しみください。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されます。 型を使わないので、制作の時期などにより同じ意匠のものでもサイズやお顔立ちに個体差が生まれます。
-
「申」 相場るい児/作
¥19,800
作品サイズ/全高約9.5センチ 幅約4.7センチ 奥行約7センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる猿(申)の陶人形。 2016年の干支に合わせ制作されました。 相場さんのアトリエで保管されていたストックを発掘した貴重な作品。 不老長寿の縁起もの、桃を持った猿。 その頭上には白猫が乗り寝っている、という意匠。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されています。 型を使わないので制作の時期により同じ意匠のものでも サイズやお顔立ちに個体差が生まれます。 こちらの作品は2015年の秋頃に制作されたものになります。 次の申年にはまたあらたに猿を制作しますが、 この猿と同じものにはなりません。
-
「無我為す問いはこなた /liveD 」 江村あるめ/作
¥66,000
作品サイズ/約25センチ(角の先まで含む) 素材/石塑粘土 テンペラ彩色 絹糸 グラスアイ ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2008年制作の人形作品。 固定ポーズの胸像。 京都で2010年5月に開催された江村さんの初個展 『ゆめみるあわ ~テンペラ彩色による球体関節人形&オブジェ』 (ギャラリー花いろ) が初出。 印象的なタイトルは江村さんの回文作品から一部をとったもの。 回文の一部分なのでタイトル自体は回文ではありません。 頭部には悪魔の角。 画像では分かりづらいのですが全部で5本、 それが捻り絡まり生えています。 このひとは、角が生えていることに気がつかない(気にならない)、 自覚できない状態にあるとのこと。 本体は石塑粘土。 下地には胡粉を塗り、テンペラ彩色で仕上げられています。 髪は江村さんが染めた絹糸。 制作初期の作品ですが、 きっぱりとした意図の持たせ方は心地よく、 褪せない力があると感じます。 木製の台座が付属します。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「キセキ眠る城/Collect my pulse」 江村あるめ/作
¥176,000
作品サイズ/約67㎝ 素材/石塑粘土 化繊 リボン 和紙貼り(ハートと胴体の内側)テンペラ仕上げ 回文も手がける人形作家、江村あるめさんによる2011年の少女人形。 グループ展「奇跡眠る城」が初出。 作品タイトルはこのグループ展に寄せた回文 「いま淡い夜の色知る胸 貴石眠る城 祈る宵は甘い」 からとったもの。 「キセキ」は「貴石」と「軌跡」、ふたつの意味をこめているとのこと。 頭部が大きく、対して胴体は小さめの、人形らしい身体性を持っています。 江村さんが思う「かわいらしい少女人形」のイメージ。 おなかの部分は開いており、中にたくさんのハートが詰まっています。 このハートは取り出すことも可能。 ハートと、ハートがおさまるおなかの内側のみ和紙(楮紙)貼りの仕上げ。 双眸はインタリオアイ(彫り目)。 虹彩部分をすり鉢状に凹ませる従来のインタリオアイに 江村さん独自の工夫を加え仕上げてあります。 また足は踵部分に6本目の指をもつ独特のもの。 ハイヒールのようにも見えます。 この足を含め、全体的に細く繊細な作りになっています。 画像で見る印象よりも、実物はさらに細く感じられるのでは?と思います。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「仮面(青)」 江村あるめ/作
¥33,000
作品サイズ/全長約18センチ(仮面本体のみ) 素材/和紙 麻紐 テンペラ彩色 ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2013年の仮面作品。 こちらは女性の面。 紙と糊だけで作る、ということにこだわり粘土を使わず制作されました。 全体の彩色はテンペラですが、 唇や目のメイク部分は染めた和紙を使い色味を表現しています。 実際に着用することもできるように作られていますが、 オブジェとして飾って楽しむことを前提に制作された作品となります。 紙と糊だけで作られている為とても軽い。 仮面は江村さんが表現者として歩き出すキッカケになったモチーフです。 本来の自分をその奥に隠し閉じこめるもの、自分を他の何かのように装うもの。 人形制作を始める前年、仮面のおもしろさに惹かれ思うままに制作していくうちに、 やがて全身を表現する人形へと興味が移り、人形作家 江村あるめは生まれました。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「仮面(赤)」 江村あるめ/作
¥33,000
作品サイズ/全長約18センチ(仮面本体のみ) 素材/和紙 麻紐 テンペラ彩色 ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2013年の仮面作品。 粘土を使わず紙と糊だけで作る、ということにこだわり制作されたもの。 こちらは男性の面。 中性的な顔立ちを作ることの多い江村さんですが、 この時の仮面はかなり男性の骨格を意識し造形されています。 全体の彩色はテンペラですが、 唇や目のメイク部分は染めた和紙を使い色味を表現しています。 実際に着用することもできるように作られていますが、 オブジェとして飾って楽しむことを前提に制作された作品となります。 仮面は江村さんが表現者として歩き出すキッカケになったモチーフです。 本来の自分をその奥に隠し閉じこめるもの、 自分を他の何かのように装うもの。 仮面のおもしろさに惹かれ思うままに制作していくうちに、 やがて全身を表現する人形へと興味が移り、現在に至ります。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「羽化」 江村あるめ/作
¥220,000
作品サイズ/全長約60cm 素材/石粉粘土 和紙 麻紐 テンペラ ※ 人形作家の江村あるめさんによる2012年の作品。 何か美しいものが羽化した後に残された抜け殻のイメージ。 抜け殻なので内部は空洞。 かさりと乾いた見た目どおりの手触りはやけに心地よい。 肩甲骨の部分には細い麻紐を束にして括り付けてある。 これは天使の翼のようなもの。 人形本体を粘土で制作した後で和紙を貼りこみ、 テンペラ彩色で仕上げられている。
-
「鎖より咲く」 江村あるめ/作
¥209,000
作品サイズ/全長約87センチ 素材/石塑粘土 ジェッソ テンペラ 自作の人形義眼 ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2012年制作の少女人形。 江村さんの第二回個展であり東京での初個展となった 『箱庭の秩序』(2012年11月 ギャラリールデコ) が初出。 「鎖骨」の由来のひとつとされる、 古来中国では囚人を捕らえておく為、 この骨の後ろに穴をあけ鎖を通したことから鎖の骨、 鎖骨となったという説に着想を得て、 「少女を少女という檻に繋ぎとめるのは細いリボンだろう」 と連想して制作されたのがこの少女人形。 タイトルの 『鎖より咲く(くさりよりさく)』 は回文になっています。 彩色はジェッソとテンペラの混合技法。 全体的にカサリと乾いた感触に仕上げ、 頭髪もその感触に寄せたものを貼りこんでいます。 目には江村さん自作の人形義眼が使われており、 表情に奥行きを与えています。 鎖骨に通されたリボンは取り外すこともできます。 この頃の江村さんの人形作品は、 縦に引き延ばしたようなほっそりとした身体を持っています。 さらに幾つかの作品では肩の関節球だけをあえてやや大きめに設定し、 細長く作られた身体性の脆弱さを補うかのように主張させた独特のバランスで 心地よい緊張感を生み出してもいました。 またこの時期の作風として、 踵にヒール状の「指」を持つ人形がいます。 『鎖より咲く』も6本目の「指」を持った人形ですが、この少女人形の「指」は 蹴爪のような形状をしています。 自立させることを放棄して得たこの奇妙に美しい造形は、 近年では見ることのないこの時だけの魅了でした。 『鎖より咲く』の踵指(蹴爪)部分は球体関節により可動するよう作られています。 (この部分の可動域はさほど大きくありません) ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「ひとりごと /Monologue」 江村あるめ/作
¥154,000
作品サイズ/全長約50センチ 素材/石塑粘土+木塑粘土 ジェッソ+テンペラ彩色 手足先のみレジン ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2009年制作の人形作品。 京都・哲学の道で開催された江村さんの初個展 『ゆめみるあわ ~テンペラ彩色による球体関節人形&オブジェ』 (2010年5月 ギャラリー花いろ) が初出。 双生児ではなく、 同一の人物であったものが二つに分かれた、 というイメージの元に制作された作品。 それぞれの顔は阿吽の形になっています。 人形の制作中、 上半身の写真を左右反転して合成する遊びをしていた江村さんは、 くっつけた頭部が図らずもハート形になったことに感じるところがあり、 この人形にもハートの意匠を入れ込みました。 彩色はジェッソとテンペラ、 目はグラスアイではなく描き目、 手足の先のみレジンで制作されています。 江村さんの初期作品に特徴的な、 縦に引き延ばしたような細長い身体性のひと達。 制作初期の球体関節人形の為、 江村さんが球体関節の構造について、 試行錯誤しながら制作にあたっていたことが伺える作品でもあります。 例えば独立球にスリットが入っていたり、 パーツを繋ぐゴムの通し方に独自の解釈があったり。 手探りの、その痕跡もまたこの人形の個性となっています。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「現れたこの世界で Again Ⅱ- Tearing into world 」 江村あるめ/作
¥165,000
作品サイズ/全長約66センチ 素材/石塑粘土+木塑粘土 テンペラ彩色 ※ 回文も手がける人形作家 江村あるめさんによる2009年制作の人形作品。 京都で開催された江村さんの第一回個展 『ゆめみるあわ ~テンペラ彩色による球体関節人形&オブジェ』 (2010年5月 ギャラリー花いろ) が初出。 『現れたこの世界で Again Ⅱ- Tearing into world』は、 2007年に制作された人形作品 『洗われたこの世界で、もう一度 AgainⅠ - Tear-washed world』 の続編という位置づけで制作されました。 『洗われたこの世界で、もう一度 AgainⅠ - Tear-washed world』は 世界を洗い流すほど泣いている顔を無表情な仮面で隠した 「悲しみ」をテーマに据えた人形でしたが、 続編となるこの『現れたこの世界で』はあれだけ流していた涙が少し遠くなり、 だからもう顔を隠す必要はなくなり、 涙で洗われた(現れた)世界を見つめようとする人形になっています。 頭髪はなく、 両の目はたくさんの涙で洗い流されたような澄んだ描き目、 涙の滴が作ったのか、ミルククラウンが頭部や胴体に装飾的にあしらわれ、 関節部分は全て独立球。 彩色はテンペラで、 単色ではなくさまざまな色を重ねながら透け感を出そうと試みています。 この人形は特に足の造形が美しく、作家のフェティシズムを感じさせます。 江村さんの初期作品の多くは縦に引き延ばしたような、 ほっそりとした身体を持たされています。 またこの頃の特徴のひとつに、踵から指が生えた表現があります。 江村さんはこの形状の足を6本指ヒールと呼んでいます。 こちらは制作初期の人形作品の為、 江村さんが球体関節の構造について、 手探りしながら制作していたことが伺える作品でもあります。 例えば独立球にスリットが入っていたり、 パーツを繋ぐゴムの通し方に独自の解釈があったり。 手探りの、その痕跡もこの人形の個性となっています。 ※ ●江村あるめ Emura Arume 2004年 回文制作開始 2006年 人形制作開始(2006~2011年 アール・リベ人形学院にて学ぶ) 2010年 初個展「ゆめみるあわ」(ギャラリー花いろ) 2012年 個展「箱庭の秩序」(ギャラリールデコ) 2013年 「Elpis」(パラボリカ・ビス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「古書ドリス東京移転一周年企画 創作人形展」(古書ドリス) 2014年 「Eos」(パラボリカ・ビス) 「龍宮城展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展Doris」(古書ドリス) 2015年 「猫展」(アートラッシュ) 「書架に棲むもの―江村あるめ小品展」(古書ドリス) 「妖し展」(アートラッシュ) 「箱庭展」(アートラッシュ) 「人形展 Eden」(パラボリカ・ビス) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2016年 「ひなまつり展」(パラボリカ・ビス) 「eclectic 夜想+平安工房人形展」(パラボリカ・ビス) 「L'ondee展」(古書ドリス) 「双子展」(パラボリカ・ビス) 「人形展 縁 ENISHI」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「クリスマス展」(アートラッシュ) 2017年 「猫9変化展」(アートラッシュ) 「人形展 廻向(echo)」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「夜の空中庭園展」(アートラッシュ) 「Little Creatures 100の物語に100の生き物展」(パラボリカ・ビス) 「雨沢聖・槙宮サイ・江村あるめ創作人形三人展 sillage~シヤージュ」(ギャラリー子の星) 2018年 「番外篇・遊蓮茶屋Ⅱ 京都山科展」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖精の森」(アートラッシュ) 「海の熱帯雨林」(アートラッシュ) 「黄泉月夜」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「黄泉月夜 巡回展」(パラボリカ・ビス) 2019年 「梨木香歩頌選集展 Vol. 1『丹生都比売』」(パラボリカ・ビス/春秋山荘) 「妖し展」(アートラッシュ) 2020年 「アリス展」(アートラッシュ) 「熱帯雨林展」(アートラッシュ) 「百鬼夜行展」(アートラッシュ) 「Halloween 江村あるめ小品展」(幻想系古本屋Doris) その他グループ展など参加多数 2022年10月、東京にて個展開催予定
-
「あまみず(中)」 江村あるめ/作
¥19,800
作品サイズ/ 全高約6.3cm 最大幅約4.5cm 奥行約5.2cm 素材/ 粘土 和紙 樹脂 砂 ※ 回文も手がける人形作家、江村あるめさんによる連作小品 『あまみず』のひとつ。 『あまみず』は雨粒を意匠にした滴型の人形。 制作初期の頃から作り続けている、江村さんのアイコン的なシリーズ。 こちらは2020年8月に発表された中サイズのあまみず。 細長の単眼タイプ。 横顔が綺麗で知的な印象、と作家に紹介されたひと。 粘土で成形した本体に和紙貼りの仕上げ。 本体は中空、砂を詰めて重さを出しています。 目はオリジナルの人形義眼。 アクリル彩色。 ※ 画像12枚目は小サイズのあまみずとの比較です。 (小サイズは個人蔵)
-
「パンプキンブラザーズ No.11 Two stories(二階建て)」 江村あるめ/作
¥19,800
作品サイズ/ 約7.5cm×7.5cm 素材/ 粘土 和紙 ※ 回文も手がける人形作家の江村あるめさんによる連作小品 『パンプキンブラザーズ』のひとつ。 『パンプキンブラザーズ』は江村さんが人形作家になる以前、 2006年頃に趣味で制作したカボチャの作品群が初代にあたります。 人形作家として活動するようになってからも、 2007年~2009年に同シリーズは制作されています。 今回の『パンプキンブラザーズ』は、ハロウィンをテーマにした江村さんの小品展に寄せて、久々に制作されたもの。 原点回帰しつつ、今現在の江村あるめも加味された秀逸の仕上がり。 全13体が収穫(制作)された内の、こちらは11番目のひと。 目が縦に並んでいることからTwo stories(二階建て)の名に。 このシリーズはボディのどこかが開口し中が空洞であることを示していますが、 このカボチャは背面にある目の片方と、両方の鼻の穴が開口部になっています。 13兄弟のうち、鼻の穴が貫通しているのはこのひとだけ。 2020年に制作された『パンプキンブラザーズ』には特製ボックスが付属します。 箱のイラストは全て江村さんが描いたもの。 箱の天面には作品タイトルと作家サインが直筆で入っています。 特製ボックスの他、江村さんお手製の座布団とサンタ帽が付属。 乾杯用のワイングラス(樹脂製の既製品)も。 ハロウィンとクリスマス、連続するふたつのイベントをこなせるカボチャになりました。
-
「回視」 江村あるめ/作
¥38,500
作品サイズ/全高約11㎝ 素材/石粉粘土 和紙貼り アクリル彩色 ※ 回文も手がける人形作家、江村あるめさんによる小品。 2012年に開催された第2回個展(東京では初の個展)「箱庭の秩序」にて発表された連作小品「回視」を、2013年に修正したものがこちらです。 頭の一部が欠けており欠けた部分がそのまま視覚器となっている、というイメージのもとに制作されています。 何かが欠けていることにより別の何かを得る、というテーマの作品。 修正にあたり元の塗装を全て剝がし、耳や目元などの細部をさらに突き詰め再造形、仕上げに和紙を貼りこみ、その上からアクリル彩色を施しました。 和紙貼りの為、手ざわりはまるで本の頁のようです。 その感触のまま、書架に似合う作品に仕上がっています。 首の部分に錘が入っているので安定感もあり、手にした時にも心地よい重量感が残ります。 江村さんは過去の作品には手をいれるべきではないとの意見を持っており、実際こうしたことはなるべくならやらない方がいいと話していますが、この「回視」に関しては修正することでより目指していた表現に近づけたのではと書いています。
-
「少年」 吉田美和子/作
¥300,000
作品サイズ/全高約89cm 素材/粘土 人毛 グラスアイ 他 ※ 人形作家の吉田美和子さんによる2019年頃の少年人形。 まだ幼さの残る面差しには、青年期へ向かう少年に特有の憂いが噛んでいます。 光の加減や角度で子供らしい表情を覗かせたり大人びて見えたり。 奥行きのある表情を持っている子。 直立した状態で約89センチ、比較的大きな場面の作品です。 人形本体だけでなく、少年が身につけている服や靴も吉田さんの手づくり。 人形が仕上がった時点でその子にもっとも似合う服装を考えます。 ツィードやフラノなどのウール生地が基本。 色はグレーや白、紺に黒など。 仕立てはテーラーメイドのようにきっちりと、雰囲気はクラシカルに。 ロマンティックであってもちゃんと男物の服になるよう丁寧に仕立てられているのも魅力のひとつ。 2020年には中国で活躍する歌手、王加一さんの楽曲『電子羊』のミュージックビデオに吉田さんの少年人形が出演するなど、国内のみに留まらず海外でも注目され始めています。 『電子羊』のMVはYouTubeでも見ることができます。 https://www.youtube.com/watch?v=Fc34q4g90Gw
-
「赤ぷよ小皿」 相場るい児/作
¥5,500
作品サイズ/最大幅約10センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる妖怪を意匠にした小皿のひとつ。 「百鬼夜行絵巻」の中に描かれたミジンコのような赤い妖怪を縁に据えた一枚。 室町時代に描かれたこの絵巻に登場する赤い妖怪には名前がなく、 紹介者や書籍によりさまざまな名で呼ばれています。 相場さんは善養寺ススム著「絵でみる江戸の妖怪図巻」での名称「赤ぶよ」を採用しましたが、もっとかわいらしい音にしたいと「赤ぷよ」と改め作品名としました。 菓子皿として、ちょっとしたツマミをのせる小皿として。 さまざまにお楽しみいただける、あると便利な一枚です。 厚みもしっかりとあるので(約5ミリ)安心してお使いいただけます。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されます。 型を使わないので、制作の時期により同じ意匠のものでも個体差がでます。
-
「はぢっかき小皿」 相場るい児/作
¥5,500
作品サイズ/最大幅約10センチ 素材/陶 ※ 陶芸作家の相場るい児さんによる妖怪を意匠にした小皿のひとつ。 江戸時代に描かれた絵巻物に登場する妖怪「はじっかき」を縁に据えた一枚。 「はじっかき」、歴史的仮名遣い表記だと「はぢっかき」は、両手を頭の上に掲げ、 まるで恥ずかしがって顔を隠しているような姿で描かれた白い妖怪。 名前はつけられていますが、記述がないためその詳細は不明。 菓子皿として、ちょっとしたツマミをのせる小皿として。 さまざまにお楽しみいただける、あると便利な一枚です。 約5ミリのしっかりとした厚みもるので安心してお使いいただけます。 相場さんの作品は全て手びねりで制作されます。 型を使わないので、制作の時期により同じ意匠のものでも個体差がでます。